漢方では「四診」という方法を用いた診察を行います。患者さんの姿勢や表情、動作を観察する「望診」、口調、声量などを診る「聞診」、これまでの病歴や症状をヒアリングする「問診」、患者さんの腹部などを触る「切診」を行います。患者さんが診察室に入る様子を観察することから診察は始まり、見て、聞いて、話して、触れる。五感をフル活用して患者さんの疾患をイメージし、それに合った漢方を処方します。当院では煎じ薬より手軽に服用でき、保険が適用となる漢方の成分が粉末状になったエキス剤を組み合わせて処方しています。飲み方は一般的な薬のように水やオブラートを使って飲んでいただけます。